晩秋に入り,観光シーズンも過ぎたため,航空券も安くなってきたため,ほぼ初めてのイギリス旅行をしてきました. 
       前回は,国際線乗り継ぎで1日しか無かったため,ストーンヘンジにしか行くことができませんでしたが,今回は10日間あります. 
       醸造所と,乗り物三昧の計画です. 
       このページでは,イギリス南西部,サウザンプトンからさらに鉄道で1時間半.Wareham(ウエアハム)にある,ボビントン戦車博物館へ行って来たので,その内容を報告します. | 
    
    
      
       
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       ボビントン戦車博物館は,サウザンプトンから,SouthWestern Rail wayでさらに1時間半. Wool駅で下車,徒歩30分ほどにある,陸軍ボビントン戦車基地に併設された,世界最大?の戦車に特化した博物館です. 
       私が,このボビントン戦車基地を意識したのは,30年ほど前, 第一次大戦終了後に,アラビアのロレンス大佐がこの基地で戦車"新兵"訓練を受けたという話を読んでからのことです. 
       いったい,どんなところなのだろうか?... | 
    
    
          
      前後の日程は,ほかの博物館の予約済. もう,この日程でしか行くことができない日に限って,鉄道ストが設定されていました! 
      ですが,今回,ハズレを引きまくっていた旅行で,唯一?の当たりくじ. 直前になってスト回避!! 
      ところが,直前すぎて,ダイヤがズタボロ. 本来なら直通で行けるはずの列車が,途中駅のサウザンプトンで乗り換えることに... 
      しかも,サウザンプトンでの乗り継ぎが悪く,計画より1時間多くかかり,最寄り駅のWoolに到着することになりました. 
      朝8:00の列車に乗って,Woolに到着したのは,11:30です. 
      経路は,Waterloo-Southampton-Wool,SouthWestern Railwayです. 
      チケットは早割のファーストクラス. 
      ファーストクラスと言っても,車両が区別されているだけで,座席は普通車と同じです. 
       
          
      Wool駅,到着. Southamptonより西の区間は,ストが無くても1時間に一本しか列車は走っていません. 
      駅は,ストの影響か閉鎖されていました. 
      土日は,Wool駅から博物館までバスがあるようですが,平日なのでタクシーか,歩いて行くしかありません. 
       
          
      駅前のタクシー営業所には,1台も車が無かったので歩いて行くことにしました. 
      1.6マイル,30分強の道のりですが,ほぼ全行程ゆるやかな上り坂です. 
      歩き出してすぐに,"Tank training area"の看板が... 
      そうしたところ,後ろの方からさわがしげなガスタービン音が... 
      装甲車が追い抜いていきました. 
       
        分かれ道は,2カ所だけこの看板さえ見落とさなければ,目的地まで迷わず到達できます. 
       
        
      今度は,前方から装甲車がやってきました. 形状的にセイバーかなんかですかね? 
       
          
      チャレンジャー2が見えてきたら,戦車博物館の敷地です. 
      ここを右折すると,戦車博物館の入口に到達します. 
       
          
      T-62 Type69-II 
       
          
      ドーザー付チーフテン 
       
          
      しらっと,一般用駐車場に戦闘装甲車が駐車しています. 
       
        
      £4で,兵員輸送車に乗車できるようです. 
      時間が無いのと,天候が微妙なのであきらめました. 
       
          
      博物館入り口にはチャレンジャー1 
       
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      館内に入ると,順路はほぼ年代順になっています. 
      ただし,上下の移動はないものの,かなり入り組んでいるので,ショートカットなどすると戻るのがたいへんです. | 
    
    
        
      MARK IV戦車 
      説明を撮影し忘れました. 
       
           
      MARK IX かなりずんぐりむっくり 
       
          
      MARK VIII 
       
          
      Matilda I イギリス,ガソリンエンジンですが12kmぐらいしか出ません 
       
          
      Comet I イギリス かなり戦車っぽくなってきました 
       
       
          
      SOMUA S35 フランス 
       
          
      おなじく,Matilda I,同じタイプですが,ちょっと形状が違っています 
       
          
      Guy Armoured Car イギリス 
      いまでも,機動隊用として利用可能なのでは? 
       
        
      M14手前,Matilda II奥 
          
       
          
      A9 イギリス 
       
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      A10 
        
       
          
      M3A1 アメリカ 
      キャタピラの駆動輪がゴムタイヤです. こんな重量物を駆動して空転しないのかが不安です. 
        
       
        
      Panzer III ドイツ手前,M3 Grant奥 アメリカ 
          
       
          
      Crusader III イギリス 
       
          
      Ha-Go 日本の八号戦車のことですな 
       
          
      Churchill イギリス 
       
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      言わずと知れた 
      Tiger II 
       
          
      Sd Kfz ドイツ 
       
          
      Ram II カナダって戦車作ってたんですね 
       
          
      Panzer IV ドイツ 
       
          
      M10 アメリカ 
       
          
      AEC Armoured Car イギリス 
       
          
      StuG III ドイツ 
       
          
      Churchill IV イギリス 
       
          
      M4A1 Sherman アメリカ 
       
          
      M24 Chafee アメリカ 
       
          
      アーチャー対戦車自走砲 イギリス 
       
          
      Jagdpanther ドイツ 
       
          
      T34 ロシア いまだ現役? 
       
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      Centurion イギリス 
       
          
      Chieftain イギリス 
        
       
          
      Challenger I 
       
          
      KHALID イギリス 
       
          
       
      Tortoiseかめ~ イギリス 
       
        
      M4A2 
       
          
      TOG II 
       
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      このへんから,説明が撮影できていません. 
      機種特定できていないので,どなたかヘルプです. | 
    
    
          
      MARK II 
       
        
      Vickers Crossley Armoured Car Chevrolet (Indian Pattern) 
       
        
      Panzer II 
       
        
      Tiger 
       
          
      Leopard ドイツ 
        
       
        
       
          
      T-72 US ARMY ORDNANCEとペイントされています 
       
          
      M4 Patton アメリカ 
       
        
      砲身コレクション 
       
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      2時間大急ぎでまわりましたが,館外展示を見切れていません. 
      しかしながら,ストライキ回避の影響で,今日の鉄道は19:00で運転終了です. 
      後ろ髪引かれつつ,ロンドンへ戻ることにしました. | 
    
    
        
      帰りに見かけたのは,戦車の残骸 
       
          
      広大な演習場. 帰りも戦車がお見送り... 
       
          
      帰りのWool駅 
       
          
      ローカル線ですが,コンテナ貨物が走っています. 
       
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