2019年のGWは,退位・即位の礼で10連休になりました. 
       10連休になりそうだと察した私は,前年の6月から航空券入手に着手. みごと格安でモロッコまでのビジネスクラス往復を入手しました. 
       ...が,こんなことになるとわ... 
       
       何度も,アフリカ直前まで行っているのに,アフリカの地は遠かった! 
       
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       定年の年に,南アメリカと南極大陸を訪問する計画なので,それまでにこなしておかなければいけないのは... 
アフリカ大陸. 
 一年前から入念に計画して,マドリッド経由でモロッコ訪問の計画を立てていました. 
 そう,立てていたのです. 
 
 今回の計画は 
1日目:羽田-北京 
2日目:北京-マドリッド-タンジェ(モロッコ・ジブラルタルの対岸)-シェフシャウエン 
3日目:シェフシャウエン 
4日目:シェフシャウエン-フェズ 
5日目:フェズ-カサブランカ 
6日目:カサブランカ 
7日目:カサブランカ-マドリッド 
8日目:マドリッド-北京 
9日目:北京-羽田 
 という,7泊9日の計画でした. 
 
       それが,一帯一路のおかげで,ここまで計画が破壊されるとは... 
       
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      ■2019年4月月27日(土) 
 平成-令和の退位・即位のスケジュールで,まったく休暇を取得することなく10連休となった2019年. 
 連休初日の夕方の便で北京へ飛び,2回乗り継ぎ,その日のうちにアフリカへ到達するスケジュールでした. 
 羽田(19:40)CA168.4往復/日ある中国国際航空の北京路線は,A321とフルフラットになるA330-200が飛んでいますが.この便はA330-200の方. 
 北京で深夜の乗り継ぎになるため,少しは休んでおきたいところです. 
 
 ところが北京空港周辺で大規模な航空管制が実施されているようで,前に出る北京行きはNHも,JLものきなみ2時間遅れです. 
 出発ボードには定刻のまま何も表示されていませんが,心配になってきました. 
 はたして,CA186便は何も説明が無いまま,搭乗開始が2時間遅延. 
       大規模航空管制なら,乗り継ぎ便もきっと遅れるだろうと良い方に考え,搭乗しました. 
       
       
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      ■2019年4月28日(日) 
 CA186のドアクローズは22:00.この時点で2時間半の遅れ... 
 ところが,いっこうにPB(PushBack)が始まりません 
 何も説明無し...座席をリクライニングにして,ふて寝を始めました. 
 午前2:00過ぎ,機内が騒がしくなってきたので目を覚ますと,食事が始まっています. 
 離陸前,駐機場から1mmも動かずに機内食を食べたのが初めてなら,座席をフルフラットにして寝たのも初めてでした. 
 時間が時間ですが,定刻前から何も食べていなかったので,おおいに助かりました. 
 
 2:50突然PB開始.ようやく離陸.到着予定時刻は6:00とのこと. 
 はたして乗り継ぎはどうなるのでしょう? 
       最悪,北京で旅行を中止し,日本へ帰ることも考え始めました.-->(つづく) 
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      深夜2:00.空港の駐機スポットから1ミリも移動することなく 
      突然に機内食の提供が始まった 
      「おなか空きましたか?」そりゃ空いたわ! 昼食後以来,14時間ぶりの食事... 
      でも,機内は真っ暗なまま. 読書灯での食事です. 
       
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      (つづき)--> 
       定刻から6時間遅れて,CA186は5:30に北京到着. 
 遅れの原因は,一帯一路会議の終了後,参加100カ国以上のお偉いさんが一斉に帰国したため,北京空港が機能不全に陥ったためのようでした. 
 
 過去,2回大幅遅延で予定便に乗れなかったことがあるワタシは,まず,新しい乗り継ぎチケットを入手すべく,乗り継ぎチケットカウンターへ急ぎました. 
 
 ところが,というか,想像していたとおりというか...いつもは閑散としている北京空港第3ターミナルのエアチャイナ乗り継ぎチケットカウンターが長蛇の列です. 
 列の終端がどこなのか,探すのにひと苦労です. 
 それでも前から30番目ぐらいに陣取って,順番を待ちましたが,まるで行列がはけません. 
 スタッフは2名いますが,若い方がまったく使えないヤツのようです.一生懸命動いているように見えますが,カウンターに座って発券業務をすることもなく,ただ先輩社員の後ろをうろうろするだけで,邪魔しているだけにしか見えません. 
 一時間半経って7:00になったところで,増援の職員が定時出勤してきました. 
 まずは,列の大半を占める日本人を誘導して,メインターミナルの発券カウンターへ誘導しました. 
 実は,過去一回,乗り継ぎに失敗して,メインターミナルで再発券を受けたことがあります.その際は,カウンターも空いており,すんなりチェックインできた記憶があるので,なぜもっと早く手続きしないんだ!とおもいつtぐ,中国入国手続きをしました. 
 
 ターミナル間移動列車に乗り,T3メインターミナルへ移動...しかし,甘かった! ここにも大行列が, 
 けっきょく#33カウンターへ4時間並び,フランクフルト経由マドリッドまでの18時間遅れのチケットを入手できたのは,北京に到着してから6時間後.ここから,さらに 
#34カウンターに並んで,チェックイン. 
 この時点で12:30.フランクフルト行きのCA931は14:00発. 
 カウンターの係員に,荷物はマドリッドまでこちらで手配するから,早く出国審査して,CA931へ向かってくれと言われる. 
 「荷物はこちらで手配する?」...なんか,ものすごくロスバケの不安! 
 しかし,北京で一時間半は,出国にギリの時間. 
 ホントにこの係員のことを信じて良いのか? ものすごく不安を感じつつも,アフリカへ渡る最後のチャンスと思い,後ろ髪引かれつつ出国審査上へ向かいました. 
 
 はたして,出国手続きに一時間以上,7時間ぶりにトイレに入ったら,もう搭乗開始していました. 
 振り替えられたCA931の臨席は,同じく振り返られた日本人. 
 そこかしこに,同じように北京で大行列を経験した同業者の方々がいらっしゃいました. 
 
 CA931はほぼ定刻での運用,夕方無事フランクフルト空港に到着. 
 ここで,EU入国審査.マドリッドでの滞在期間を聞かれ,マドリッド経由でモロッコに行くのを説明するのも面倒なので,一週間と回答. 
       ...この時点では,まさかホントにマドリッドに一週間滞在することになるとはつゆ知らず...-->(つづく) 
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      CA931の1回目の食事 
      幹線,B777-300ERの運用なので,しっかりしたものが出てきます. 
      この日は,中華「鶏」を選択 
        
       
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      CA931 フランクフルト着陸前のライトミール 
      魚のフリッター 
      ぜんぜんライトじゃないです. 
      ドイツ時刻で夕方なので,ビールを頼みました. 
       
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      (つづき)--> 
       フランクフルトのルフトハンザセネターラウンジでは,休む間もなくやることがたくさんあります. 
 ・今日の宿確保 
        →地図上は近くに見えた,Holiday Inn Express San Sebastian de los Reyesを予約 
   →実はけっこう失敗だった 
 ・宿泊予定だったシェフシャウエンのホテルを2泊ともキャンセル 
  →もともと,ダブルブッキングされていて難ありだったため,この際なのでイッキに2泊ともキャンセル 
 ・シェフシャウエンの宿を一泊だけ予約しなおし 
 ・明日のアラビア・モロッコ航空でタンジェまでのチケットを予約 
 ドイツビールを飲みながらここまでやったら,マドリッド行きLH1120の搭乗時刻となりました. 
 
 マドリッド行き,ルフトハンザLH1120.ビジネスクラスですがヨーロッパ域内のなんちゃってビジネスクラスで.エコノミー席の3人掛けを2人で利用するスタイルです. 
 唯一違うのは,短時間でもまともな機内食が付いてくるところ. 
       夕方の時間帯は,遅延が多発するのですが,遅れなく運行. 定刻の23:30にはマドリッド空港に到着しました.-->(つづく) 
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      ルフトハンザLH1120の機内食 
      欧州域内便ですが,しっかりとした夕食が出てきて助かりました. 
      今日4回目の機内食. 今度も魚を頼みましたが,前菜の肉の量が半端ないです. 
       
       
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      (つづき)--> 
       ここで,心配したことが現実に... 
 やはり,ロスバケしました. 
 最後まで待っていましたが,荷物が出てきません. 
 Lost & Foundへ届け出ると,荷物はフランクフルトにあるから,明日の朝イチの便で11:00にはマドリッドには届くわ!と受付嬢. 
 しかたがないので,Holiday innにもう一泊することにして,荷物のデリバリを委託. 
 身軽なザックひとつ. 
 手持ちは,あと1日分の薬,PC,スマホ,ガラケー,カメラ3台,レンズ1本. 
 深夜で日曜のため着替えなど入手できません. 
       ホテルのロビーで水を一本購入し,シャワーを浴びで,ベッドに潜り込みました. 
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      ロスバゲ手続きで発行されたレポート 
      このあと,この用紙を持って,何度も空港を往復することになります. 
       
       
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      ■2019年4月29日(月) 
       ホントなら,シェフシャウエンの朝を迎えていたはずなのだが... 
        9:00すぎまで睡眠 
 朝食を取り,フロントへ「荷物が届いたら部屋に運んでおいてね!」と言付けて,2kmほど離れた家電量販店へ,プリペイドSIMを買いに行く. 
 ともかく,スマホが動かないことには何もできない. 
       MediaMarket内にVodafoneのマークが付いていたので行ったところ,今日は担当者がいないから,明日来てくれと,つれない回答.-->(つづく) 
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      Holiday Inn Express San Sebastian de los Reyes外観 
      部屋数は多いが,なにせ古い 
      歯ブラシ等は付いていない 
      深夜チェックイン時,トイレットペーパーが付いていないことに気づき 
      フロントまで行くことになった. 
      周囲にコンビニ,雑貨や無し. 水はフロント脇の自販機で1.5ユーロ 
       
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      (つづき)--> 
       周囲に,電気店はなさそうなので,最寄りの地下鉄10号線,「Reyes Catolicos」へ移動する. 
 徒歩で約1.5kmほど 
       駅前のカフェで軽く朝食後,地下鉄10号線,8号線を乗り継いで1時間強.間違いなくSIMカードがあるであろう,空港まで移動しました.-->(つづく) 
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      地下鉄「Reyes Catolicos」駅前で取った昼食 
      不本意な滞在中であったが,全日程で天気だけは良かった 
      天気が良いと,日中は暑い! 
      セルベッサは外せません 
       
          
      地下鉄のICカード 
      紙のきっぷはありません. これを入手するのがなかなかハードルが高い! 
      同じ自販機で,(1) カードの購入,(2)カードのチャージまたは切符の購入を別々にやる必要があります 
       
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      (つづき)--> 
       空港で,コンセントの変換アダプタと,充電用のUSBケーブルを調達後,7GB分のプリペイドSIMを調達 
 その後,T2のLost & Foundへ行くが,昨日見つかったはずのフランクフルトには荷物が無い. 
 いつ到着するかはわからない...とつれない報告. 
 さすがに,精神的に疲れ,帰りはタクシーで移動. 
 地下鉄で1時間かかるところが,タクシーで10分て,ものすごく不便! 
       完全に,手持ちの薬が切れて,夕食を取らずに就寝した. 
       
       
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      ■2019年4月30日(火) 
 朝,なんと,荷物発見のSMSが届く. 
 まだ北京にあった.5/1(水)早朝着の便で届くという. 
 つまり,再行動可能となるのは,5/2(水)から. 
 5/4(土)朝にはマドリッドにいなければ帰国できないので,遠出ができないことが確定した. 
 
 もう,あきらめて5/3(金)に宿泊予定のHotel Liabenyを今日から追加で3泊予約,計4連泊することにする. 
  
 朝食を取得後,2泊したHoliday Inn Express San Sebastian de los Reyesをチェックアウト. 
 昨晩Gxxgleで検索した.薬を取り扱っていそうな販売店へタクシーで向かう. 
 到着した販売店,薬関係の商社でした. 
 助けてくれと泣きつき,ホントは病院経由で薬局で買ってほしいんだがといわれつつも,サンプルを分けてもらった. 
 どうにか,数日は生きながらえることができそうだ. 
 Gxxgle...便利な世の中になったものだ! 
 
 そのまま,空港のLost & Foundへ向かい,デリバリ先のホテルを情報更新してもらった. 
 すでに,システムには到着予定が反映されており,明日に持つが届くのは間違いないようだ. 
 
       地下鉄,8号線,10号線,5号線と乗り継ぎ,Callaoで下車. 
       駅前にH&Mと,スペイン風百均があったので,上から下まで一式,歯ブラシなどを買い,近所で 
       ビールを飲みつつ,パエリアをの昼食でもと思ったら,調理に20分かかるという. 
       薬も入手したし,さっさとうまか食事でもしたいので,今回はサンドウィッチでガマン!-->(つづく) 
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      ビールを飲みつつ,サンドウィッチ. 
      何もしてないけど,いいかげん体が疲れている...気持ちよくなった 
       
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      (つづき)--> 
       14:00にホテルへ到着. 
 こころよく,チェックインさせてもらえた. 
 
       ホテルに戻って,今後の観光プランを再検討した. 
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      夕食は,ホテル近くのNoodle Bar "UDON" 
      店名からしていや~な感じがしたが,案の定大失敗 
      ブルドックソースまみれの焼きうどんらしきもの(笑) 
      始終ソース食っているみたいだった. 
      今回の旅で最悪の一品 
      あぁ...なんか,食い物の写真ばっかりだなぁ(笑) 
       
       
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      ■2019年5月1日(水) 
 Hotel Liabeny,マドリッド中心部にあるが,かなりリーズナブルではあるが,内容は良く,おすすめである. 
 今日は,レイバーデイで有料系の観光施設はのきなみcloseのため,まずはsol広場へ向かい,太陽の門と,クマとイチゴノキを見る. 
       クマとイチゴノキは,マドリッドのシンボルであるとのことだったので,それなりの大きさを想像して探していたら,見過ごしてしまうところだった.-->(つづく) 
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      ソル広場.まず目に付くのがTIO PEPE 
       
        
      そして,チップをねだる着ぐるみ集団 
      毎日います.いっぱいいます. これで生計を立てているのでしょうか? 
       
          
      翌日が,マドリッドの日ということもあり,ソル広場は戒厳状態です. 
       
          
      意外と小さい,クマとイチゴノキ 
      2往復してしまった. 
      Gxxgleマップがまたまちがっているんじゃないかと... 
       
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      (つづき)--> 
       Sol広場から,アルカラ通りを東進.キュベレーの噴水とアルカラ門を経由してエルレティーロ公園へ向かいます. 
 今日は祝日ですが,公園だけはオープンしています. 
 本来なら,地下鉄2号線を経由して向かうところですが,この区間,運休中です. 
       昨日は助けられたGxxgleですが,何度検索しても地下鉄2号線以外の選択肢が出てきません.-->(つづく) 
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      ソル広場からアルカラ通りをアルカラ門へ... 
      休日なので,広場からひと区画離れただけで,こんなに人通りが無くなります 
      後から知ったのですが,地下鉄2号線は道路整備の影響で陥没事故が発生し運休していたとのことでした. 
       
           
      通りの普通の建物でも,いたるところに装飾があり,年代物なのか区別が付きません 
       
        
      写真を撮った記憶無し! 
      さしずめ「うんこに注意!」(笑) 
       
        
      キュベレーの噴水を経由して... 
       
        
      アルカラ門に到着 
      エルレティーロ公園は目の前です. 
       
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      (つづき)--> 
       30分ほど歩き,エルレティーロ公園に到着 
 アルフォンソ12世のモニュメント,ベラスケス宮殿,堕天使の噴水,植物園(バラしか植えてないけど...)を見学 
       アトーチャ口から退出し,地下鉄1号線,3号線を乗り継いでスペイン広場へ向かいます.-->(つづく) 
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      エル・レティーロ公園 
      おそらく,マドリッド市内でもっとも広大な公園です. 
       
          
      八方に入口があり,南には鉄道の玄関口アトーチャ駅 
      西にはプラド美術館 
      公園内にはベラスケス宮殿など,東側の観光地中心になっています. 
      写真は北側の入口から入ったところにある,ガラパゴスの噴水 
       
          
      公園北の中心地の湖畔にあるのは 
      アルフォンソ12世のモニュメント 
      レンタルボートがたくさん浮かんでいます. 
       
          
      そして,中心にはベラスケス宮殿 
      通常は,中に入れるようですが,やはり,祝日はムリのようです. 
       
        
      ガラスの宮殿? 
      最近の建築物のようで,中には複数のオブジェがありますが 
      やはり,休日のためか,中に入ることはできません 
       
        
      ともかく,緑がいっぱい 
       
            
      名前からして気になってしまった 
      「堕天使の噴水」...たしかに... 
       
          
      イチバン南には植物園というか,バラ園があります. 
      季節的に,多数のバラが咲いていました 
       
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      (つづき)--> 
       ここで,再度残念な出来事 
 スペイン広場は完全閉鎖中,ちょうど先週から約2年間らしい. 
       まぁ,なんの下調べもせずに来るとこんなものである.-->(つづく) 
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      スペイン広場は全体がフェンスで覆われて,中の様子はまったくわかりませんでした 
       
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      (つづき)--> 
       スペイン広場から,マヨール広場へ移動する 
 地下鉄ひと駅分もない距離なので,もちろん徒歩移動. 
 これといって,あてもなく移動してきたので,マヨール広場に到着して14:00をまわってしまった. 
 観光客価格のパエリアとビールで昼食. 
       Sol広場経由で,いったんホテルへ戻った.ーー>(つづく) 
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      マヨール広場 
      巨大なひとつの建物が取り囲んでいる,中庭的空間です 
       
          
      ともかく,中庭としては広大 
      サッカーコート3面ぐらい楽々とれるのでは無いかと思われます. 
       
          
      壁際には,テントが並んで,食事がとれるようになっています. 
       
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      ...というわけで,お気に入りのショートパスタのパエリア. 
      パスタが焦げ付いてパリパリするのが良いのですが,さすが観光地 
      中の具がショボイです. 
       
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      (つづき)--> 
       Lostした荷物は,今日の朝6:30にはマドリッド空港に着いているはずである. 
 ホテルフロントで,荷物届いた?と聞いたが「not yet」の回答. 
 いいかげん,じれていたので,空港へ取りに行くことにする. 
 
 Callaoから,地下鉄5号線,10号線と乗り継ぎ,8号線へ乗り換えようとしたところで,「あんたの荷物は配達準備ができたぜ!」とSMSが入る. 
 「これは空港行ったら,ぜったいに入れ違いになる」と考え,ホテルへとって返した. 
       時間はともかく,最後の最後だけは時間を守ったCAというか,LHであった.-->(つづく) 
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      ホテル前のタコスショップ 
      なぜか,朝から夜まで大行列. 有名店なのだろうか? 
       
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      (つづき)--> 
       荷物は,20:00過ぎにホテル着. 
 無事受け取り,飲みに繰り出し,今日の1日は終了した. 
       あぁ...まともな着替えにありつける!(笑) 
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      昼はパエリアだったので,夜は「肉」! 
      肉にはビールが欠かせません 
       
       
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      ■2019年5月2日(木) 
 明後日の便で帰国することを考え,残り2日間で行けそうな場所をピックアップします. 
       想定外ノープランの滞在だったのでしたが,前回のスペイン縦断時には,マドリッドはトランジットのみだったのが,救いです.-->(つづく) 
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      考古学博物館前 
      スペイン語,英語に加え,なぜか日本語...謎! 
       
          
      重厚な建物ですが,出入り口は地下です 
      スロープを降りていきます 
       
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      (つづき)--> 
       5/2はマドリッドの日ということで,これまた休日あつかいのため,各所の観光施設は閉鎖されているところが多数あります. 
       その中でも,開館しているとなっていた考古学博物館へ行くことにします.-->(つづく) 
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      入場券.大人3ユーロ 
      QRコードで入場ゲートが自動的に開きます 
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      (つづき)--> 
       アフリカ大陸から人類がイベリア半島へ渡ってきたところから始まり,ローマ時代,イスラム教時代,大航海時代,近代と過去から順を追っての展示で,ある程度世界史を知っていれば大概は理解できる内容です. 
 特別企画展で,世界の貨幣が展示されていました. 
       古代金貨の鋳造方法など,おもしろかったです.-->(つづく) 
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      貨幣をはめ込んだ仮面 
      権力者の持ち物でしょうか? 
       
          
      当然,銃器の展示もありました 
       
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      (つづき)--> 
       遅い昼食を取って,スーパーをぶらついてから,地元民で混雑しているLa Mallorquinaへ... 
 立ち飲みならぬ立ちケーキで,大混雑の店です. 
       割り込んで,ケーキを立ち食いする気力はなかったので,みやげ用のチョコレート,アーモンド菓子を購入し,退散しました. 
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      マドリッドの地下鉄 
          
      新しい路線は,ホームも広いです. 
      どこも,次の列車の到着時刻が表示されています. 
       
          
      残念なことに,次の停車駅が表示されていないので 
      降りる駅か判断するのに困ります. 
       
        
      シートはFRP製 
      広告,網棚はありません. 
      扉は,ヨーロッパで普及している,レバーorボタン開閉方式 
       
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      昼食 
          
      英語メニューの無い店に入ったのが失敗 
      サーモンのカルパッチョ風... 
      生臭くて完食できませんでした 
       
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      夕食 
          
      またしても,ショートパスタのパエリア(今度は肉系)と,イベリコのチョリソー目玉付き 
      このチョリソーがビールに合うので,今回の旅行中さんざ食べていました 
       
       
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      ■2019年5月3日(金) 
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      けっきょく4泊したHotel Liabenyの朝食 
      マドリッドの中心部にあり,4つ星でありながら,100ユーロ/泊とリーズナブル 
      旅行中,野菜を摂取できる唯一の機会が,この朝食でした. 
       
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       明日の昼の便で帰国するので,荷物を受け取った後,まともに行動できるのは今日一日だけ 
       前回行きそびれた王宮と,ワインショップ,スーパーメーケットをまわることにする.ーー>(つづく) 
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      Opera駅から徒歩すぐ 
      王宮前にはさほど人影は無く,これは楽勝... 
       
          
      と,思ったら,長蛇の列でした. 
      行列が2つありますが,左がネット予約等ですでにチケットを持っている人 
      右は,これからチケットを買う人の列です. 
      行列の進みは,ほとんど同じ. 炎天下の中40分ほど並びました. 
      ちゃっかり,水を売る人もいましたが... 
       
          
      チケットを買って,本館に入る直前にあったレリーフ 
      ここから先は,荷物の持ち込みできません. 
       
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      (つづき)--> 
       王宮の入場開始は10:00 
 チケットは未入手なので,行列すると思い,10:00過ぎには王宮チケット売り場へ到着するようにホテルを出る. 
 Callaoから地下鉄5号線で2駅.Operaで下車. 
 宮殿前には,すでに長蛇の列が2列. 
 片方は,チケット購入済.もう片方は,未購入者の列. 
 どちらも長さはたいして変わりないが,なぜか,未購入者列の方が進みが早い. 
 40分ほどで入場. 
 3ユーロで音声ガイドを借り,一時間半ほどかけて王宮を見学した. 
       最後に,併設の武器博物館を見学して,王宮を後にした.-->(つづく) 
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      本館に入った直後にある,階段の間 
      毎回思うのですが,天井フレスコ画って,ものすごく体力使いそう... 
      写真が許されるのはここまで. 
      荷物は,階段下のロッカーに預けます. 
      預けるのには,1ユーロ必要. 
      ロッカー扉の内側,鍵の裏側部分にコインを挿入すると,ロックすることができます. 
      1ユーロは,荷物取り出し時に戻ってきます. 
       
          
      入館チケット 
      ココでも,QRコード入場 
       
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      (つづき)--> 
       Opera駅周辺は,混んでいて,かつ,観光客価格なため,昼食は目的のワインショップ近くで取ることにする.-->(つづく) 
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      ワインショップの前に,昼食 
      ピーカンで暑いため,ビールがうまい! 
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      (つづき)--> 
       地下鉄5号線Núñez de Balboa駅近く,イタリア大使館の裏手にある.Laviniaへ行く. 
 ここのワイン取扱量は莫大. 
 中2階では,ワインショップを見下ろしながら,軽食を取ることができる. 
 ここで,リオハ,gurand reservaを3本,シェリーを1本,計2.5万ほどで購入 
 この店,繁華街でなく,ほとんど観光客が来る店でないため,じっくり品定めができます. 
 ただし,試飲は有料. 
 客が少ない分,店員は新設に対応してくれます. 
 はじめ,身なりから判断してBarricaや,Crianzaを進めてきましたが,ReservaかGrand Reservaが欲しい. 
       金額は後で考えると言ったら,親切に対応してくれました.-->(つづく) 
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      イタリア大使館裏の住宅地にある「LAVINIA」 
      ここは,観光客はほとんど来ない穴場です 
      興味ある方は,イタリア大使館を探してそこからたどってみてください 
       
          
      ...が,品揃え半端ないです 
      中二階には軽食スペースがあって,買ったワインを早速飲むこともできます. 
       
        
      リオハだけでもこの品揃え! 
      (じつは,この反対側も同じぐらいの量のリオハが...) 
       
        
      高級品は,温度管理された別室に... 
       
        
      バカ高いウニコなどの試飲もできます(有料) 
      プリペイドカードを買って,飲んでみたいワインのボタンを押すだけ 
      ワイン好きには,半日いても飽きない店かもしれません 
       
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      (つづき)--> 
       ワインをいったんホテルにドロップしてから,今度は近所のスーパーへ行きます. 
 ここでも,まずはワインコーナーへ... 
 なんと,Mauro Terreusが置いてあります. 
 2016年と市場に出たてですが100ユーロほど.迷わず買いました. 
 10年ほど寝かしてから飲むつもりです. 
 
 今回のGWの旅行で唯一満足した一日でした. | 
    
    
        
      夕食は,またしてもステーキ... 
      アメリカでステーキ食べると,あっという間に飽きるのに,どうしてヨーロッパだと大丈夫なんだろう? 
       
       
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      ■2019年5月4日(土)・5月5日(日) 
 トラブル連続だった今回の旅も最終日. 
 朝食後,空港へ向かって帰路につくのみです. 
 ロスバケでほとんど着なかった着替えと,ワイン5本を詰め込んだところで,22kgほど. 
 けっこう,ずっしりきます. 
 昨年のように,キャリーケースの底が抜けないことを祈るのみ! 
 
 地下鉄5号線,10号線,8号線を乗り継ぐと1時間かかるところですが,Sol広場からタクシーで30ユーロ. 
 15分ほどであっけなく到着. 
 荷物の重さを考えると,コスパに見合っています. 
 
 8:40ですが,すでにチェックインは始まっていました. 
 例によって大行列です. 
 エコノミーの大行列をかき分け,特権の優先チェックイン 
 セキュリティチェックには優先レーンはありませんでした. 
 
 Flightradar24でCA907は定刻にマドリッドへ到着していることを確認済み. 
       品揃えの良くないラウンジでは,飲み物だけにしてCA908へ乗り込みました.-->(つづく) 
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      マドリッド空港Terminal1のVIPラウンジ入口 
      このサインが無ければ,通り過ぎてしまうところです. 
       
        
      入口とは正反対. 中は広大です. 
       
          
      パン,ドーナツ,マフィン,サンドウィッチだけは豊富! 
       
          
      つまみになるのは,このあたりだけ. 
      スペインですが,出国したら生ハムはありません!(笑) 
       
          
      忘れてはいけない... 
      CAVAも豊富. フランス人のご婦人と,どれがおいしいだろうか?...と飲み比べ 
       
        
      なぜか,マニラまで,12,000km 
      そういえば,フィリピンってスペイン領でしたっけ? 
       
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      (つづき)--> 
       帰りは,すべて順調です. 
 機内食の果物を除いて...青々と未成熟な果物. 
 筋張って堅い!(笑) 
 あんなに堅いキウイは初めてです. 
 どこの航空会社に乗っても,メロンは熟してなくて不味いのですが... 
 
 定刻に北京へ到着し,最悪評判の国際線乗り継ぎを30分でパス. 
       ラウンジで,ワンタンを食べ,CA181へ乗り込みました.-->(つづく) 
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      マドリッド空港,B20ゲート 
      予定通り,ボーディング開始となりました 
       
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      CA908 B787-9 
      ビジネスクラスはフルフラットになりますが2-2-2の配置で,窓側の人は横切らないとトイレに行けません. 
      777-300ERも同じ構造なので,中国国際航空にはスタッガード配置は無いのかもしれません. 
      写真の通り,足置きはものすごく狭いです. 
      これから,9,500kmの旅の始まり. 
       
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      中国国際航空に乗ったら,安心して飲めるのはこれ! 
      ヤンジンビール.ぬるくても,どうにか飲めます. 
       
          
      中国国際航空の長距離便は,必ずサーモンの巨大スライスが付いてきます. 
       
          
      チンゲンサイは,ナイフで切り分けることができずに,往生しました. 
      味付けは,日本人にもOKな,中華味です. 
      食後,ナイフが下げられた後に,この果物...芯付きパイナップル...むちゃくちゃ堅いすじばったキウイ 
      大ハズレのくだものでした. 
       
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      着陸前のライトミール 
      いまは,中国時間で午前3時頃... 
      北京のラウンジで,ワンタン食べるつもりなので,適当に済ませました. 
       
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      (つづき)--> 
       ここで注意しなければならないのは... 
 北京発の朝食は不味い! 特に中華は作り置きでパサパサ状態. 
 CAの乗務員は,客と同じものを食べるのだが,先に自分たちの食べる洋食を確保して,客にまわってこないことが多々あります. 
 この日も,前方席に座っているにもかかわらず,オーダーで何が良いか聞いてきたので,迷わず「洋食」と回答したところ「無い」との回答 
 それなら「食事不要」と申し出たところ,なにやらあわてています. 
 しらんぷりして,フルフラットにして爆睡モードに入りました. 
 しかしながら,羽田到着30分前になって,洋食準備できたから「さぁ食え!」持ってきました. 
 いまさらです. 
 飛行機は伊豆半島沖.いつシートベルトサインが出てもおかしくない状況. 
 もう着陸だからいらないよと言うと,フルーツだけでも食えと食い下がってきます. 
 こっちも意地です.(笑) 
 最後の最後でまずい機内食を食わずに無事着陸. 
       追い打ちで,荷物にプライオリティタグが付いておらず,往路に続けて,復路でもロスバケかと心配しました. 
       
       
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      | ■みやげというか,戦利品 | 
    
    
       モロッコまでたどり着けなかったので,当然買ってきたものはスペインで入手したものです. 
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      ソル広場のLa Mallorquinaで買ったアーモンドの砂糖がけと,チョコレート 
      意外と,アーモンドがおいしかった 
       
          
      空港で帰りがけに買ったチョコレートと,クッキー詰め合わせ 
      クッキーはハズレかな? 
      チョコレートはおいしかった 
       
          
      スーパーで買ったチュッパチャップスのグミキャンディー 
      はっきり言って見た目で買いました...キャリーケースの場所をとるという難点あり 
       
        
      ピーナッツクリームチョコ 
      意外とワインと合ったが,本人ひとかけらしか食べていない 
       
        
      ヨーロッパにも,ぱちもんがあった!と喜んだのだが, 
      なんと,本家グリコの商品でした. 
      中身は普通にポッキーです. 
       
      最後はワイン 
      
        
          
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            TERREUS 
            ビンテージは2016なので, 
            おそらく市場に出たばかり 
            何軒かワインショップまわりましたが見かけたのは一カ所のみ. 
            迷わず買いました. 
            日本では,まず手に入りません 
            10年ほど寝かしてから飲みましょう! 
            100ユーロ | 
            C.V.N.E. IMPERIAL 2012 
            Gran Reserva 
            このビンテージは日本で見つかりませんでした. 
            店のススメで購入. 
            約50ユーロ | 
            PALO CORTADO 
            DE LA CRUZ DE 1767 
            ドライシェリーが欲しいと言ったら進められた品 
            約60ユーロ 
            検索しても,日本語では引っかからないので入手困難品? 
            飲むチャンス調整中! | 
            GRANJA REMELLUI 2010 
            Gran Reserva 
            とてもおいしかった. 
            2本買ってきたが, 
            あっという間に飲みきってしまった 
            40ユーロほど 
            日本では... 
            こりゃまたびっくり! | 
           
        
       
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      さんざんなGW旅行でしたが,ワインだけはおいしかった 
      来年は...こりずにスコットランドまでのチケットを手配しました. 
       
       
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